ポケットWi-Fiレンタルサービスを利用したい場合に、気になることといえば「ポケットwi-fi が、繋がりにくい」という問題でしょう。
どこでもインターネットを利用できるポケットWi-Fiレンタルですが、通信速度が遅いだけでなく、繋がらない場合もあれば、携帯しても不便だと感じることもあります。
そんな場合に対処できれば、そうした状況を改善できるかもしれません。
そこでこの記事では、ポケットWi-Fiレンタルのサービスにおいて「ポケットwi-fi 繋がりにくい」対処法について解説していきます。
ポケットWi-Fiレンタルの通信速度が遅い、あるいは繋がらない場合の原因について
ポケットwi-fi が繋がりにくい原因について、まず確認しておきたいことがいくつかあります。それを以下にまとめてみました。
SIMカードや電池パックが挿入されているか確認する
まずは、ポケットWi-Fiレンタルにて借りたはずのものが繋がらない原因は、SIMカードや電池パックが適切に挿入されていない可能性です。
一部のポケット型WiFiでは、レンタルしたあと、自身で通信端末にSIMカードを挿す必要もあります。
そのため、もしかしたらSIMカードや電池パックが適切に挿入されていないかもしれません。
利用料金の未払い
ポケットWi-Fiレンタルではまず、ありえない話しですが、利用料金が未払いの場合には当然ながらポケット型WiFiは繋がりません。
クレジットカードが利用停止になっていたり、口座にお金を振込忘れたりしてしまい、料金が支払えていない可能性もあります。
なお、ポケットWi-Fiレンタルの場合、契約期間がながければ、もしかしたら利用料金の払い忘れもありえますから、確認しましょう。
ポケット型WiFiの充電切れ
ポケット型WiFiに繋いでいたデバイスがインターネットに繋がらなくなった場合には、通信端末の充電が切れている可能性もあります。
というのも、ポケット型WiFiの連続通信時間というのは、約8~12時間程度です。
ルーター端末に電源が入っているのか、充電状況はどうかなどを確認するようにしましょう。
ポケット型WiFiのパスワードを間違えている
ポケットwi-fi 繋がらないのは、パスワードやIDを間違えていることが原因かもしれません。
ポケット型WiFiをデバイスに接続する際は、パスワードやIDを確認しましょう。
機内モードに設定
ポケットwi-fi が繋がりにくいと感じたとき、もしかしたら、なにかの拍子に機内モードに設定してしまっているからかもしれません。
WiMAXなどのポケット型WiFiでは、機内モードに設定することができます。
機内モードに設定していると、インターネットに繋がりません。
バズってしまい、意図せず設定が変わっている可能性もあるため、昨日はつながったのに、今日にかぎってポケットwi-fi が繋がりにくいというなら確認してみましょう。
最大接続台数以上のデバイスに繋がっている
端末の最大接続数以上のデバイスが接続されている場合には、ポケット型WiFiが繋がらなかったり、遅くなったりするトラブルもあります。
ポケット型WiFiは、通信端末ごとに接続できるデバイスの最大数が決まっています。
もちろん、最大接続台数以上は接続できません。
また、接続デバイスが最大接続台数に近付くほど、ポケット型WiFiの通信速度が遅くなったり、ポケットwi-fi が繋がりにくいと感じる原因にもなるので注意しましょう。
利用していないデバイスがあるなら、ポケット型WiFiから接続を解除しておきます。
スマートフォンのセキュリティーソフトが原因
ポケット型WiFiのレンタルであれば、通信端末ではなく、接続しているスマートフォンのセキュリティソフトが原因で繋がりにくくなっている可能性もあります。
お使いのデバイスでセキュリティソフトを利用しているなら、1度オフにしてから再接続してみましょう。
以上、ポケットWi-Fiレンタルにて、ポケットwi-fi が繋がりにくい、あるいは遅いと感じる原因について解説しました。
それでも解決しない場合は、以下の対処方法も試してみましょう。
ポケットwi-fi が繋がりにくい原因は?
繋がらないあるいは繋がりにくい原因として考えられるのは主に以下にまとめています。
WiFiルーターに不具合が発生していて繋がりにくい
ポケットWi-Fiレンタルにてポケットwi-fi が繋がりにくいとするなら、ルーターに不具合が発生している可能性があります。
ルーターに不具合が発生している時には、まずはWiFiルーターを再起動してみましょう。
そして、PCやスマホを再起動してみたり、WiFiルーターをアップデートしてみましょう。
電池が取り出せるタイプのWiFiルーターを利用しているのであれば、電源を切った後に電池を取り外してから取り付け直して再起動するようにしましょう。
接続中のスマートフォンやパソコンの再起動も試みましょう。
また、WiFiルーターによってはバージョンアップするなど、アップデートすることで、遅い・繋がりにくい状態が解消されるケースもあります。
しかし、アップデートの方法はメーカーやプロバイダにより異なりますからホームページなどで確認してみましょう。
以上をとりあえず試してみてください。
それでも、繋がりにくいという問題が改善されない場合は、別の部分に原因がある可能性が高いです。
圏外(対応エリア外)にいる場合の対処法
ポケットwi-fi が繋がりにくい場合には、大抵ポケット型WiFi回線の対応エリア外にいるケースが原因です。
ほとんどのポケット型WiFiの回線は以下の5つのいずれかです。
どの回線エリアも都市部は全域でカバーしています。
しかし、郊外で利用する場合はエリア圏外となる場所もまだまだ多く、少し移動するだけでエリア外になり繋がらない、繋がりにくくなる可能性があります。
このような場合の対処法としては、まずはポケット型WiFiの公式ホームページでエリアを確認してみるのが良いでしょう。
また、エリア内に入っているのに通信速度が遅かったり、繋がらない、繋がりにくい場合は、基地局が工事やメンテナンスをしている可能性もあります。
特に、郊外では基地局が1基しか無いエリアも多くあり、工事中の場合、ポケット型WiFiが圏外になる可能性もあります。
基地局の工事情報も、利用中のポケット型WiFiの公式ホームページにて情報がないか、確かめましょう。
障害物によって電波が繋がらない
通信エリア内でも、障害物によってはポケット型WiFiの電波が繋がらないことや繋がりにくくなることがあります。
このパターンが最も発生しやすいのが「WiMAX2+回線」だと言われています。
というのも、ポケット型WiFiは回線ごとに「障害物に対する強さ」が異なります。
docomo、au、SoftBankが利用しているのは「LTE回線」です。
この回線は障害物に強い性質を持っていますが、「WiMAX2+回線」は障害物に弱い性質をもっています。
なぜこのような回線の違いが生じるのかといえば、LTEとWiMAXで利用している電波の周波数が異なるからです。
簡単に説明すると、LTE回線は障害物に強い700~900MHzという周波数プラチナバンドを使っているのが特徴です。
一方、WiMAX2+回線の周波数は障害物に弱い2.5GHzを使っています。
LTE回線のプラチナバンドは、障害物があっても電波が回り込むため繋がりやすくなっています。
しかしwiMAX2+回線は、電波が直線に進む性質を持っているため、障害物にさえぎられる特徴を持っています。
そのため、特にWiMAX2+回線ではビルなどが密集しているエリアでは電波が弱くなり、通信速度が遅くなったり、繋がらない、繋がりにくいことも多いです。
障害物によって遅くなったり、繋がらない、繋がりにくい際の対策の1つとしては、ポケット型WiFiを窓際に置くことです。
たったそれだけ?と思うでしょうが、家の中の壁やドア等も障害物となりうるので、ポケット型WiFiが遅いことや、繋がりにくいこともあります。
家の中で繋がらないと感じた場合は、置き場所を変更してみるのもおすすめです。
トラブルの対処法を頭に入れておこう
ポケット型WiFi・モバイルWiFiが遅い時や、繋がりにくいときの対処法については、ポケット型WiFiレンタルの場合でも接続端末を再起動してみたり、WiFiを一度切断して再接続したり、ポケットWiFiの設定を見直すなどを試してみましょう。
ポケット型WiFiがつながらない・繋がりにくい原因としては、速度制限や通信障害のみならず、端末の故障や劣化も考えられます。
もちろん、レンタルだから新品をレンタルできるワケではありません。
中古を利用する場合には、故障や劣化も確認しましょう。
さらに、料金の滞納、使い方や使う場所などの問題が考えられます。
必ず、こうした内容をチェックしてみましょう。
ポケットWiFiの基礎知識や通信速度が遅い、繋がりにくいと感じる原因を知り、対処法を理解すれば、必ず役に立ちます。
ぜひ参考にしてみてください。